手作り風船工場、驚きの職人技

huusen

職人の技術が光る現場

みなさんは風船を作っている場所というのをご存知でしょうか。
まるでピエロが出てきそうな世界をイメージを思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、実際に作っているところは非常に地味で、且つ職人の技術が光る現場だとされています。

今回ご紹介する風船工場があるのは、千葉県銚子市です。
海のイメージが強いこの場所でも、ひときわ緑の多い場所にあります。
自然が多い場所を選んだのも、工場を作る環境からかも知れません。

工場と言っても、その姿は普通の小屋そのものです。
こんな場所でさまざまな風船が作られているの?と思う方も少なくありませんが、これこそ知る人ぞ知る工場だと言えます。

工場の様子

風船工場では、いろいろな色の風船が毎日大量に生産されています。
これらは日本だけではなく、世界各国にも販売されるほどです。

風船の作り方はいたってシンプル。
まず、ガラス製の型に、風船の原液である液状ゴムを浸します。
乾燥させたあとは再び液状ゴムの中に入れ、少しずつ厚みを増やしていく形です。

ガラス製の型には長さや大きさなどに違いがあります。
それぞれ強度や膨らんだ際の形などが異なり、出来上がる風船にも違いが生まれます。
なかには3口ついた風船といった、一風変わったものもあります。

驚きの職人芸とは

風船工場で見られる職人芸としては、風船を作り上げる機械の操作が挙げられます。
何十年にも渡って使われている機械を、自分の腕のように使い分ける姿は、まさにプロの技術。。
一見簡単そうに見えても、それが職人のなせる業とも言えるでしょう。

風船作りは液体ゴムを何層にも渡り乾燥・浸しを繰り返します。
このタイミングがうまくいかないと、綺麗な層が作れません。
機械だけではなく、人の目がなければ見分けられない技術だと言えるでしょう。

ガラスの型から外すのも職人が成せる技
一見誰でも出来そうに見えますが、力を入れてしまって割ってしまっては意味が無い
適度な力加減と、風船に負荷を掛けないテクニックが必要

ヨーヨー水風船の模様付けも

風船工場では通常の商品以外にも、ヨーヨー水風船も行っている
液体ゴムを重ねるだけでは出来ない商品
意外なことに、全て手作業で作られている

ヨーヨー水風船の模様付けは、通常の風船とは違い、型を液体ゴムにつけるのではない
糸状に垂らしたガラスの型に、職人自らくぐらせて作り上げる
当然、色ごとに作業が発生するため、非常に手間がかかる

このように風船一つにとっても、種類や作り方もさまざま
普段当たり前のように見ているものであっても、作っている現場ではいろいろな技術が見受けられる
今度風船を手に取ったときには、どのように作られているのか想像してみては