GOOD FACTORY賞とは?

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革新活動が注目される場

GOOD FACTORY賞とは、日本能率協会が行っている表彰制度です。
世界各国で優秀な成果を挙げた工場に敬意を証するものになります。
今後多くの現場で取り入れるべき、ものづくりへの革新活動が注目される場と言えるでしょう。

GOOD FACTORY賞では、生産性の向上は勿論のこと、現場で生まれた成功要因、さらには品質向上のためにどんな取り組みを行ったのかが重要視されます。
それにより、工場で働く人々はどう変わっていったのか、また、社会的貢献はどのようなものなのかも焦点となります。

GOOD FACTORY賞は下記の賞で構成されています。
一つ目は、工程やシステムの改善によって、新たなものづくりの流れが生まれた「ものづくり プロセス革新賞」です。
二つ目は、技術や能力に関する伝承及び開発など、人材育成に関する「ものづくり 人材育成貢献賞」になります。
その他にも、「ものづくり CSR貢献賞」や「ファクトリーマネジメント賞」といったものがあります。

賞が出来た歴史

ものづくりの現場は、年々変化が起きています。
これは日本だけではなく、アジア各国では成長著しい発展が進んでいることも皆さんもご存知でしょう。
そういった背景から各国切磋琢磨して、どの国も負けないような環境を作ろうと、GOOD FACTORY賞が誕生しました。

日本国内においては、長けた技術面を持ちながら、人件費や事業環境といった面で劣っています。
逆に中国やタイといった国では、安い人件費で雇える反面、技術面では発展途上と言わざるを得ません。
この双方が技術やノウハウを共有することにより、さらなるものづくりの環境を作り上げると言えます。

主な受賞工場

これまでGOOD FACTORY賞を受賞してきた企業・工場は、下記の通りです。
日本国内では、コマツの粟津工場が代表的な存在になります。
新組立工場実現のために実践した事項が、ものづくりCSR貢献賞の対象となりました。

同じく日本の工場としては、東芝キャリア株式会社の富士工場が挙げられます。
こちらでは、ものづくり 人材育成貢献賞として、IEインストラクターの専任化組織が評価されました。
オリジナルの人材育成体系により、従業員全体の能力向上も明確になっています。

海外においては、タイやマレーシア、中国といった国が表彰されています。
主に、現地で働く人材に関し、運営や経営の新たな発展を遂げた面が評価されました。
そのほかにも、人材育成の部分でファクトリーマネージメント賞を表彰される事があります。

2015年度のGOOD FACTORY賞

2015年度のGOOD FACTORY賞では、全部で8社の企業・工場が表彰されました。
その中には、日本をはじめアジア4カ国が含まれています。
現在の技術・生産性向上が数値以外でも、目に見えて分かる瞬間と言えるでしょう。

ものづくりCSR貢献賞で選ばれたのは、以前も受賞経験のあるコマツの粟津工場です。
ファクトリーマネージメント賞では、タイにあるダイキン工業やデンソー工場などが表彰されました。
また、ものづくり人材育成貢献賞では、コマツの粟津工場同様に受賞経験のある、東芝キャリア株式会社の富士工場が選出されています。