ラオスでかつらを生産する工場が稼働

katsura

アデランスの挑戦

かつらでお馴染みのアデランスが、2012年から委託生産が行われているラオス南部に、新たな工場を作られました。
毛植え工程を行う工場と合わせ、ラオス国内では2つ目の工場になります。
新たな生産性を高めるために、アデランスの挑戦が始まっています。

今回作られた「サワンナケート工場」は2014年の仮稼動をはじめ、毎月800個のかつらを生産してきました。
今後安定した生産が見込める、ということもあり、2015年7月より本格的な稼動が開始されています。

サワンナケート工場では、日本国内では行えないような、人の手で行う細かな作業が行えるのも特徴として挙げられます。
工場内部を撮影した写真には、ずらりと並ぶ作業員の姿が印象的です。
これも人件費が安く済む、ラオスならではと言えるでしょう。

ラオス工場の強み

ラオス工場の強みは何といっても、全てにおいて一貫生産が行えるという点です。
他の企業とは違い、生産性向上という理念を、工場内で浸透させる事が出来ます。
さらに、生産スケジュール管理を厳重に行い、日本国内同様に安定した品質を保つ生産能力を持つことが出来ると言えるでしょう。

元々ラオス国内では、手織り製品の伝統が培われているのが特徴です。
そのため、国民のほとんどは手先が器用だとされています。
こういった面においても、かつら生産に適した能力に通じていると言えるでしょう。

いくら安い賃金で労働力を集めても、技術面が身につかなければ意味がありません。
教育という場面においても、教えをしっかりと学べる力が無ければ、到底成し遂げられないでしょう。
その中で、どれだけ良質な労働力を集められるかが、企業にとっての大きなポイントだと言えます。

オーダーメイドのかつら

サワンナゲート工場で作られるかつらは、全てオーダーメイド製品です。
そのため、地毛と何ら変わらない質感が特徴となっています。
こういったレベルの高いかつらが作れるのも、アデランスならではと言えるでしょう。

現在サワンナゲート工場で働く従業員は、今後増員していく見込みだとされています。。
2017年ごろには全体で3000人近い雇用を目指すという試算も出していますが、これもオーダーメイドのかつらに対する需要の高さが物語っている数字だと言えるでしょう。

かつらの需要について

かつらの需要は日本だけではなく、海外でも注目を集める部分でもあります。
2011年度には、約1300億円という市場まで拡大していますが、この理由のひとつが、現代かつらにおけるクオリティの高さだとされています。

いままで帽子などでごまかしていた人も、かつら一つで人生が変わると言えます。
これは男性はもちろん、女性においても同様です。
人のウィークポイントに付く仕事、というのはいつの時代でも需要が高いでしょう。

また抗がん剤によって髪が抜けてしまった人に対し、かつらを購入する費用を補填するサービスも行われています。
今回ご紹介したアデランスでも、損害保険との業務提携によって実現されました。
特に女性の方にとっては朗報だと言えるのではないでしょうか。